interview*
|
【「ルマウル・ジャパン」スペシャルインタビュー】 インタビュー日:2004.09.28 インタビュー者:中村 誠 【No,1】 −「イルマ」という名前は本名ですよね。 はい、そうです。 −名前の由来を教えてください。? 「ルマ」は意思を成し遂げる、という意味です。 −兄弟はどなたがおられますか? 姉が二人で10歳違いの「イ・ルダ」と7歳違いの「イ・ルジ」です。 −小さい頃どんな子供でしたか? 姉が二人いるが歳の差もあるので小さい頃はひとりで遊ぶことが多く、家で遊んだりピアノを弾いたりおもちゃで遊んだりしました。 −女兄弟ということでママゴトなどもよくしましたか? ママゴトもしました。小学生のときは名前のせいもあるかもしれないが女の子みたいでした。だから友達もほとんど女の子でそのときが一番よかったんじゃないかと思います。(笑)そのときもっと楽しまなきゃいけなかったんですけど。女の子の友達が多かったからかもしれませんんが、その頃に自分の女性的なものが育ったんじゃないかと思います。学校から家に帰ってくると外に出ないでひとりでピアノを弾いたりテレビゲームみたいなので遊んだりしていましたが、イギリスに行って寮生活をして性格が変わったんじゃないかと思います。それまでは人に会ったり外に出たりすることは好きじゃなかったのですが寮生活をしながら人にあうのが好きになってきました。 −小さいときから音楽が好きだったのですか? はい、両親が音楽が好きだったこともありますが無理やり音楽をさせるということもなく平凡に普通にピアノ教室に通って、歳の若い先生だったのでお姉さんのような感じで音楽を学びました。 −小さいときの思い出の音楽や曲はありますか? 童謡をよく聴いていて、おそらく東南アジアの農村部に由来する音楽だと思うのですが、誰が作ったものなのか原曲はわかりませんが「夢」という題名の曲でした。父がカセットにいろんな音楽を録音するのが好きで私が小さい頃うたっていたのをたくさん録音したのです。いまでもたまにそれを聞くのですがとてもおもしろいです。 −ピアノを弾くようになったきっかけは? お姉さんがピアノを習っていると近寄っていって一緒に弾いたりいたずらしたりしていてそれを見た母がたぶんこの子はピアノに関心があるのだな、と思って私に習わせ始めました。 −最初にお姉さんの真似をした曲とかを覚えていますか? 曲を弾くというよりはなんでも良いから鍵盤をたたくといったいたずらみたいなものでした。 −ピアノの先生は家に教えに来ていたのですか?それとも教室みたいなところに通っていたのですか? 音大を卒業して家で教えている先生で近所に住んでいたので家に来て教えてくれました。姉と同じ先生でした。のちには教室に通ったりもしましたが。8歳からはレッスンを受けないで自分が弾きたいようにピアノを弾いていました。 −韓国でピアノを習うときには最初どのような教科書で習うのですか? 日本と同じでバイエルやチェルニーとかからです。 −日本でも小さいときにピアノを習う子が多いのですが大体は途中で嫌になってしまうのですがイルマさんは嫌になったことはありませんでしたか? −その直後にイギリスに留学されたのですか? そうです。 −それでは音楽をまた習い始めたのはイギリスに行ってからですか? そうです、きちんとやり始めたのはイギリスに行ってからです。 −韓国にいたときに学芸会などでピアノを弾いたりはしなかったのですか? −先生はえこひいきしていたんでしょうか? そうではないでしょうがその子をとてもかわいがっていたのです。 −小学校のとき音楽以外に好きな科目や得意な科目はありましたか? 美術ぐらいですかね、頭があまりよくなかったので。(笑) −逆に嫌いだった科目とかは? あまり覚えてないですが「道徳」ですかね。聞いていても面白くなかったし、一つの概念で人の行動を規制するのはまちがっていると思いますし、なにか規則のような気がして嫌いでした。 |